ダブルローストって、何がすごいの?
菊地珈琲では、常に高いクオリティーを維持するために、創業当時よりダブルローストを行っています。これは、簡単に言うと焙煎機に2回投入して焼き上げるということ。
1回目の焙煎では品種の違いやその年の産地の天候などの条件により細かく手順を変えながら焙煎し、釜から出して冷却して下地を作ります。2回目の焙煎で豆の個性を引き出すべく求める味をイメージしながら焼き上げます。
手間も時間もかかるダブルロースト製法ですが、渋味やエグ味を抑え、その豆が本来持つ豊かな香りや風味を十分に引き出すことができるのです。そのふっくらとした穏やかな焼き上がりは絶品です。
菊地珈琲では鑑定士マスターの資格を持つ焙煎師が、世界の各産地の気象情報や収穫状況を細かくチェックし、常にその豆にとって最適な焙煎を行っています。
低温焙煎とは?
焙煎とは輸入した生豆をローストして命を吹き込む、コーヒー屋にとっては正に心臓部と言うべき作業です。
世界中の産地からやってくる生豆は、その産地の気象条件や収穫季節、保存状態、細かな生産地域の違いなどによって特徴やコンディションが異なります。それらを充分に考慮し低温でじっくり時間をかけて焙煎することによって、不要なフレーバーを抑え、かつ必要な風味はしっかり引き出すことができるのです。