アフリカの力強い酸味とコク、重厚で芳醇な風味。
キボーは選ばれたコーヒーにだけ付けられる高品質の証。
アフリカ大陸の中央部、赤道の南側に位置するタンザニアでキリマンジャロは産出します。タンザニアの産地エリアは概ね北部・南部・西部に分けられます。このAA-KIBOが採れるエリアは、ブルンディ国境に近く南北に長く伸びたタンガニーカ湖に面したキゴマ。ダルエスサラームより西に約1,600kmの位置にあるのですが、移動は50人乗りのプロペラ機で3時間ほどかけて到着します。目に映る景色は野生的でとても肥沃なエリア。土は赤くて柔らかく、巨大なヤシやバナナの木々は鬱蒼としてジャングルのよう。実際に近隣にはチンパンジーも生息しているそうです。
キゴマはここ10年くらいの間に復興してきているエリアで、消費国からの支援などを受けながら生産者の教育や設備投資を行っておりその品質は右肩上がり向上しています。
この地域も南部同様に共同ウェットミルの導入が進んでいますので、今後ますます品質の安定化が進むものと期待されます。
標高 | 1,600m | 栽培面積 | 165ha |
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生産量 | 90t | 栽培品種 | N39 |
収穫期 | 6月~8月 |
クリーンで豊かな酸味と重厚な風味を持つタンザニアですが、甘く、且つフルーティーなカラメル香も感じとることができます。フレーバーを引き立たせるために、丁寧にダブルローストを施し、ミディアムローストに仕上げました。
菊地珈琲独自の評価です