「モカ」とは15世紀から17世紀にかけてコーヒー豆の積出港として栄えた港の名前です。コーヒーノキの原産地はエチオピアで、これを世界に広めたのは昔のアラビア半島の商人達で、モカはコーヒー発祥の地とされている。 現在はエチオピア産とイエメン産のコーヒーを「モカ」と呼んでいます。
当店の「チョコレートモカ」はエチオピア産モカの「イルガチャフェG1ウオッシュ」を使用しています。アフリカ大陸エチオピアのシダモ地区のさらに奥地イルガチャフェ村で作られた「イルガチャフェG1」。この地域のコーヒーは「イルガチャフェ」の名で世界的に認知され、スペシャルティコーヒーの代名詞ともいわれるほど高い評価を得ており、人気を博しています。水洗処理され、機械選別されてますので高品質となっています。香りが華やかで、アフターフレーバーでも甘味が広がります。また「イルガチャフェ」の名をつけられる栽培地域は非常に範囲が狭く、生産量が限られているため、希少価値の高い入手困難なコーヒーです。
エチオピアの特徴はとにかく「香り」です。 香りが華やかで、アフターフレーバーでも甘味が広がります。 また、普通に焼くと柑橘系の酸味があり、すっきりとした味わいで、 ボディと酸味のバランスがとれているコーヒーです。今回、モカの中でも特に上質な「イルガテフェG1ウオッシュ」を使用することにより、モカの華やかなでフルーティな香りを残しつつ、柑橘系の酸味はおさえ後味にビターチョコレートのようなほんのりとした甘味を楽しめるよう焼き上げました。
菊地珈琲独自の評価です