アロマティックで豊かな口当たり、
かつ重厚なボディーも併せ持つコーヒーです。
日本から近く、幾つものオリジンが産出される有数のコーヒー産地インドネシア。その大小13,000あまりの島の中のスラウェシ島南西部トラジャ高原カロシ地区でトラジャは作られています。1,822年にジャワ島から伝わって以来、高品質なアラビカコーヒーを作り続けています。
ほぼ赤道直下にありながら、地理要件からその気候はブルーマウンテンを産出するジャマイカ島によく似ており、コーヒーの生産にはうってつけです。生豆に加工する工程で果肉を除去したのちミューシレージ(粘着質の部分)を残したままパーチメント(固皮)を脱穀してから乾燥を施すインドネシア特有のスマトラ精選方式により生豆の外観は独特の深みを帯びたグリーンをしています。
標高 | 1,500m付近 | 収穫期 | 6月~7月 | 栽培品種 | ティピカ他 |
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1 | 1粒ずつ手積みで収穫 |
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2 | 果肉の除去(パルピング) |
3 | 1日程度粗乾燥 |
4 | 脱穀 |
5 | ドライヤー |
6 | 粗選別 |
7 | 風力選別 |
8 | 電子選別 |
9 | ハンドピック |
10 | 袋詰め |
アロマティックで豊かな口当たり、かつ重厚なボディーも併せ持つトラジャはシティーロースト程度の深度に時間をかけてじっくり焙煎すると個性が際だちます。ダブルローストと低温長時間焙煎を組み合わせて丁寧に焼き上げました。
菊地珈琲独自の評価です